2-(2-イミダゾリルアゾ)フェノール類の合成と金属指示薬としての応用
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概要
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2-(2-イミダゾリルアゾ)-4-メチルフェノール(2-IAC)、2-(4,5-ジメチル-2-イミダゾリルアゾ)-4-メチルフェノール(2-MIAC)及び2-(4,5-ジメチル-2-イミダゾリルアゾ)フェノール(2-MIAP)を合成し、酸解離定数及び銅、ニッケルのキレート生成定数を決定した。2-IAC,2-MIAC及び2-MIAPはニッケルをEDTAで滴定する場合の指示薬として優れており、滴定可能なpH範囲は5〜8であった。また、1,l0-フェナントロリンを添加すると当量点における指示薬の変色速度が増大し、50℃で滴定可能であった。これらの指示藁は銅の滴定にも優れている。
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1975-04-10
著者
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