さとうきび株出安定多収系統「KR91-138」の低収地域における収量性
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概要
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南西諸島各地で多収性を発現するさとうきび系統「KR91-138」を育成した。本系統は各地の標準品種と比較して糖度はやや低いが,萌芽性に優れ,夏植,春植,株出のすべての作型において安定して原料茎重,可製糖量が多くなる安定株出多収系統である。また黒穂病に対する抵抗性が「中」であることから黒穂病多発地域での株出栽培にも適する。本系統を活用することによって,南西諸島各地の低収地域におけるサトウキビの安定多収化が図れると期待される。
- 2003-05-15
著者
-
寺島 義文
九州沖縄農業研究センター
-
氏原 邦博
九州沖縄農業研究センター
-
福原 誠司
九州沖縄農業研究センター
-
高江洲 賢文
沖縄県農業試験場
-
金城 紀一郎
沖縄県農業試験場
-
氏原 邦弘
九州沖縄農業研究センター
-
内間 修
伊江村農協製糖工場
-
照屋 秀高
球陽製糖
-
福原 誠司
アサヒビール株式会社豊かさ創造研究所
-
高江洲 賢文
沖縄県農業研究セ 名護支所
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