移植苗を用いたサトウキビの密植栽培による短期収穫および多収栽培の可能性
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概要
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移植苗による在圃期間調整が可能であることに着目し, 密植で茎数を確保するにより極多収かつ短期間で収穫する栽培について, 品種・系統の適用も併せ検討を行った.その結果, 既存の栽培よりも遅い植付で短い栽培期間にもかかわらず, 多収栽培が可能であった.葉面積指数が低い, あるいは, 葉群傾斜角度が大きいといった特性を持つ系統を選抜して利用した場合, 多収性は顕著であった.実用にあたっては今後詳細な検討が必要であるが, 適用する品種・系統を検討したうえでの移植苗を用いた密植栽培は, サトウキビの初期生育の遅さを補い, 圃場では生育に良好な環境を有効利用し, 在圃期間を短縮するという点で有効と考えられた.
- 2005-05-15
著者
-
伊禮 信
九州沖縄農業研究センター
-
松岡 誠
九州沖縄農業研究センター
-
寺島 義文
九州沖縄農業研究センター
-
氏原 邦博
九州沖縄農業研究センター
-
境垣内 岳雄
九州沖縄農業研究センター
-
杉本 明
九州沖縄農業研究センター
-
宮城 克浩
沖縄県農業研究センター宮古島支所
-
杉本 明
国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点
-
謝花 治
八重山農林水産振興センター農業改良普及課
-
伊禮 信
沖縄県農業研究センター
-
宮城 克浩
沖縄農試
-
謝花 治
沖縄県農業試験場
-
崎山 澄寿
沖縄県農業試験場
-
福原 誠司
九州沖縄農業研究センター
-
氏原 邦弘
九州沖縄農業研究センター
-
松岡 誠
農研機構九州沖縄農研
-
福原 誠司
アサヒビール株式会社豊かさ創造研究所
-
境垣内 岳雄
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センターバイオマス資源作物開発チーム
-
杉本 明
(独)農業・食品産業技術総合研究機構研究管理監
-
崎山 澄寿
沖縄県農業研究センター名護支所
-
宮城 克浩
沖縄県農業研究センター
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