琉球弧におけるサトウキビ生産の実態と栽培技術開発の基本的方向
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概要
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琉球弧のサトウキビ栽培改善における栽培型の意味,および収量と蔗汁品質の関係を評価した。春植えは平均収量が低く,しかも地域間や年次間で変異が大きい。春植え推進には,気象,土壌条件,基盤整の状況等,地域の実情に十分な配慮が必要である。夏植えは安定多収であるので,少収の改善には,夏植え後の株出し栽培における収量向上を図るのが効果的であろう。蔗汁ブリックスは変異が小さく,収量との間に負の相関関係は認められない。少収地域の収量向上を第一の課題にするのが効果的な方法であると推察される。
- 日本作物学会の論文
- 2003-05-15
著者
-
寺島 義文
九州沖縄農業研究センター
-
氏原 邦博
九州沖縄農業研究センター
-
杉本 明
九州沖縄農業研究センター
-
宮城 克浩
沖縄県農業研究センター宮古島支所
-
福原 誠司
九州沖縄農業研究センター
-
氏原 邦弘
九州沖縄農業研究センター
-
福原 誠司
アサヒビール株式会社豊かさ創造研究所
-
宮城 克浩
沖縄県農業研究センター
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