亜熱帯地域の森林施業に関する研究 (I) : 西表島における熱帯有用樹の分布について(農学部附属熱帯農学研究施設)
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概要
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この研究は, 亜熱帯地域に生育する森林の施業技術を確立することを目的とする。本報告においては, 西表島における熱帯有用樹の分布状態を明らかにした。調査結果はつぎのとおりである。1.西表島における熱帯有用樹としては, ヤエヤマコクタン, フクギ, イヌマキなどがあげられる。2.これらの樹種は, 一様に分布している。3.樹高の範囲は広く複層的であるが, 樹高は低い。4.平均林齢は, ヤエヤマコクタン9年, フクギ11年, イヌマキ16年であるが, 林齢の幅は広い。5.通直木の占める割合は, ヤエヤマコクタン49%, フクギ65%, イヌマキ61%である。
- 琉球大学の論文
- 1977-12-01
著者
-
新本 光孝
琉球大学熱帯生物圏研究センター
-
新本 光孝
琉球大学農学部附属熱帯農学研究施設
-
砂川 季昭
琉球大学農学部林学科
-
津嘉山 健
琉球大学農学部付属熱帯農学研究施設
-
玉城 浩次
沖縄県庁農林水産部
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