亜熱帯地域の森林施業に関する研究 (IX) : シイタケ原木の生産について(附属熱帯農学研究施設)
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概要
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本研究は, 亜熱帯地域における森林の施業技術を確立することを目的として西表島でおこなったものである。本報告においては, 萌芽林におけるシイタケ原木生産の分析をこころみた。調査の結果を要約するとつぎのとおりである。1現実の常緑広葉樹林におけるha当りのシイタケ原木利用可能木の本数及び本数率は, それぞれ767本, 20%(全体の)であった。2萌芽林の林齢は8年である。3萌芽林におけるha当りのシイタケ原木本数は, 6cm以下, 6cm以上で, それぞれ1,700本, 1,725本であった。4胸高直径と利用高との関係はつぎの式であらわされる。y=-9.066+2.455x+0.106x^2ここに, x : 胸高直径, y : 利用高 5直径6cm以上のha当りの利用可能木の本数は6,000本であった。6実生木及び萌芽木の伐倒解析はTable6に示すとおりである。7タイワンフウの測定結果はTable7に示すとおりである。
- 琉球大学の論文
- 1985-12-02
著者
-
新本 光孝
琉球大学熱帯生物圏研究センター
-
新本 光孝
琉球大学農学部附属熱帯農学研究施設
-
砂川 季昭
琉球大学農学部林学科
-
比嘉 享
琉球大学農学部林学科
-
石垣 長健
琉球大学農学部付属熱帯農学研究施設
-
石垣 長健
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表実験所
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