<原著>ヒト肝癌由来培養細胞株Hep G2の高度不飽和脂肪酸生合成系へのゴマリグナン類の影響
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概要
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ヒト肝癌由来培養細胞株Hep G2は, 培地に添加したエイコサペンタエン酸(EPA)を, 濃度依存的に細胞内に取り込むことが確認された。また, 微弱ではあるが低濃度(添加量40μM以下)においては濃度依存的にドコサヘキサエン酸(DHA)へと変換する事が確認され, Hep G2細胞にはEPAからDHAを生合成する経路が存在することが確認された。また, 胡麻に含まれるリグナン類であるセサミンおよびその鏡像異性体であるエピセサミンは添加濃度に依存して細胞内への取り込まれることが確認されたが, 添加による脂肪酸組成の顕著な変化は認められず, Hep G2細胞におけるEPAからのDHAの生成を阻害するという結果は得られなかった。
- 近畿大学の論文
- 1998-03-31
著者
-
白坂 憲章
近畿大学農学部食品栄養学科
-
吉栖 肇
近畿大学農学部食品栄養学科
-
村上 哲男
近畿大学農学部・食品栄養学科
-
白坂 憲章
近畿大 農
-
白坂 憲章
近畿大学農学部
-
吉栖 肇
近畿大学農学部・食品栄養学科
-
吉栖 肇
近畿大学農学部
-
佐用 知寿子
近畿大学農学部食品栄養学科
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