<報告>遠隔介護支援システム導入における介護者のコンピュータに対する意識に関する質的研究

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概要

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目的 : 遠隔介護支援システム構築実験において,タッチパネル方式パソコン(以下T-PC)の使用による介護者のパソコンに対するイメージの変化,T-PC使用時の利点・欠点,遠隔介護支援ソフトに関する評価を明らかにし,パソコンを使い慣れない人々に対するヒューマンインターフェイスのあり方を検討する。方法 : 実験に参加しT-PCを使用した離島在住の介護者6名を対象に,面接法によりデータを収集しKJ法を参考に質的分析を行った。結果・考察 : 実験前のパソコンや操作に関する気持ちは6カテゴリーに,実験後のT-PCや操作に関する気持ちは8カテゴリーに,遠隔介護支援ソフトの内容に関する評価は5カテゴリーに分けられた。対象はパソコンとT-PCを異なったものとして認識し,キーボードやマウスを全く使用しないT-PCの操作法についての評価は高かった。
県立長崎シーボルト大学の論文

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