住民参加での地域保健活動実践に関する研究 : 保健計画策定において行政(事務局)に必要なこと
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概要
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参加的関与により、町と協働で住民とのワークショップによる母子保健計画策定を行った。その経過から「住民参加」での地域保健活動実践において事務局(行政の担当者)に必要なことを検討した。事務局自体の円滑な運営と住民への働きかけが重要であり、そこにおいて以下のことが必要である。1.事務局の運営(1)活動における基本的な考え方の検討と共有。(2)その活動における住民参加の目的の明確化。(3)住民参加の目的から活動方法を決定。(4)必要な知識の明確化と計画的学習。(5)メンバーの役割の明確化と協働。(6)密な打ち合わせ。2.住民への働きかけ(1)活動の主旨や住民参加の目的を理解してもらう。(2)住民の反応を捉えた対応。(3)住民が話せる雰囲気づくり。(4)住民に理解や納得が得られるための媒体や場の設定などの工夫。
- 県立長崎シーボルト大学の論文
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