高齢者筋力向上トレーニング事業の評価に関する研究(その1) : 事業開始時と終了時の身体機能の比較
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概要
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長崎県K町の高齢者筋力向上トレーニング事業の評価の1つとして、事業実施前後における参加者の体力測定結果を比較した。事業は5ヶ月間で、50歳以上の男女を対象に、エアロビクスおよびダンベルやボールを用いた筋力トレーニング等を、週1回、90分、18回行った。参加者36名中、事業の開始時および終了時に体力測定ができたのは26名(男性2名、女性24名、平均年齢61.8±5.4歳)であった。対象者の体力を事業の前後で比較した結果、シニアの体力テストにおいて、開眼片足立ち、長座体前屈、握力に有意な向上が認められた。また、体力年齢では事業開始時65.2±4.8歳、終了後62.8±4.1歳と有意に減少しており、対象者の主観的健康感においても有意な向上がみられた。これらの結果から、本事業が身体面だけでなく心理面にも効果があることが推測され、本事業が地域住民の健康寿命延伸に有効であることがうかがわれた。
- 県立長崎シーボルト大学の論文
著者
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高比良 祥子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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古川 秀敏
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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吉田 恵理子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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永峯 卓哉
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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中尾 八重子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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小竹 訓子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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