高齢者筋力向上トレーニング事業の効果と運動継続を促す支援 : 事業参加者のインタビュー調査から
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概要
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N県K町高齢者筋力向上トレーニング事業参加者の、参加継続理由、健康に対する意識や行動の変化、今後の運動継続の意思を明らかにし、事業終了後の参加者への運動継続を促す支援の検討を目的に調査を行った。対象は事業参加者49名中、調査の目的を説明し同意の得られた32名(平均61.2±5.1歳)である。事業は週1回90分、計18回であり、事業第17回目に50分間のグループインタビューを行った。分析は逐語録から調査内容に関連する記述をコード化し、意味内容に従ってまとめ、カテゴリーとした。分析の各段階を5名の研究者で検討した。結果、参加継続理由:218コード、7カテゴリー、健康に対する意識・行動の変化:244コード、7カテゴリー、今後の運動継続の意思:246コード、7カテゴリーに集約された。参加者は運動継続に意欲的であるが、運動継続のサポートを行政に依存する傾向にあった。事業終了後に参加者が生活の中で運動を継続できるよう、事業を活用し意識を高める必要がうかがわれた。本調査より運動継続には、仲間の存在、安価な費用、歩いていける場所の重要性が示唆され、仲間づくりや環境づくりの必要がうかがわれた。
- 県立長崎シーボルト大学の論文
著者
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高比良 祥子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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古川 秀敏
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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吉田 恵理子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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永峯 卓哉
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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中尾 八重子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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