ホスピス病棟見学実習における看護学生の学習内容 : 実習記録の内容分析から
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概要
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成人看護学実習における終末期看護の学習を深めるために、ホスピス病棟で一日見学実習をおこなっている。ホスピス病棟における見学実習の効果を明らかにすることを目的とし、実習終了後に提出された実習記録から学生の学習内容を抽出し分析した。分析対象は平成17年度成人看護学実習をおこなった62名の学生が記述した記録とし、分析方法は質的帰納的に、カテゴリー化による内容分析をおこなった。結果、497のコードが抽出され、48の内容、19のサブカテゴリーと、8つのカテゴリーに分類された。8つのカテゴリーは、『ホスピス看護における援助の特徴』、「患者のニーズにそった全人的なケア』、『家族ケアの実際』、「チームアプローチと連携のあり方』、『ホスピスの環境の特性』、『スタッフの心のケアの場と必要性』、『ボランティアの存在価値の大きさ」、『看護観、死生観の深化』であった。1日間という短時間の見学実習であるが、ホスピスケアをとおして、多くの意義ある学習内容が習得できており、ホスピス病棟見学実習の効果を確認することができた。さらにカリキュラム評価の観点からも望ましい結果であることが示唆された。
著者
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高比良 祥子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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吉田 恵理子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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松本 幸子
県立長崎シーボルト大学
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片穂野 邦子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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内海 文子
県立長崎シーボルト大学看護学科
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内海 文子
県立長崎シーボルト大学
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片穂野 邦子
県立長崎シーボルト大学
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