災害時看護管理実習における学生の学習到達度と今後の課題
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概要
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本学科における災害時看護管理実習の評価と課題を明らかにする目的で、平成16年度災害時看護管理実習を終了した学生に、学習到達度、実習目標と実習内容の整合性に関する質問紙調査を行った。平成15年度の授業評価から実習内容の改善に取り組み、今回の調査では実習目標は概ね達成されており、教員がねらいとしている学習目標と実習内容の整合性についても比較的高い割合で一致していた。明らかになった課題と今後の取り組みは、1)「二次救命処置」、「国際的な協力体制」、「人的災害」についての目標の達成度を高めるため、実習方法の変更、講義内容の工夫、課題内容の工夫が必要である、2)課題学習報告会を現地実習の前に配置したことは評価できたが、学生が学習を共有し主体的に参加できるよう報告会の運営方法について検討する、3)現地実習での施設見学時間について、時間的余裕を持ったスケジュールとなるよう現地担当者との調整を行う、4)外部講師や施設を活用した災害もしくは防災訓練などの体験型学習を組み入れる、5)総合看護として全看護領域が関わる実習を構成する、6)4年次前期に実施している地域看護実習および総合実習との時期の調整を行う、である。本研究で得られた結果は、今後の実習内容のさらなる改善と、平成19年度の改定カリキュラム対応の「災害看護学」の構築に向けて、総合科目としての位置づけや内容・方法の検討時に活用できる。
- 県立長崎シーボルト大学の論文
著者
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高比良 祥子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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吉田 恵理子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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松本 幸子
県立長崎シーボルト大学
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片穂野 邦子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
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内海 文子
県立長崎シーボルト大学看護学科
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内海 文子
県立長崎シーボルト大学
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片穂野 邦子
県立長崎シーボルト大学
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