<総説>高齢者ケアの二国間比較 : 日本とスウェーデン
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2000年4月,わが国の65歳以上の総人口の占める割合は,17.2%になった。日本とスウェーデンの高齢化の傾向を比較すると,スウェーデンでは65歳以上の高齢者の占める割合が7%から14%へ上昇するに82年かかっているのに対し,日本では24年で,3倍以上の速さで高齢化が進んでいる。そして,2001年(平成13年)ついにスウェーデンを抜き,先進諸国では世界のトップになっている。そこで,高齢社会の先進国であったスウェーデンの高齢者福祉と,日本の高齢者の医療・福祉の比較をおこなうことは,スウェーデンが今まで行ってきた医療・福祉政策の変化を通して,ケアの理念や体制だけでは解決しえない問題について示唆が得られるものと考えた。
- 県立長崎シーボルト大学の論文
著者
-
古川 秀敏
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
-
国武 和子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
-
野口 房子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
-
波多江 陽子
県立長崎シーボルト大学
-
山崎 不二子
県立長崎シーボルト大学
-
岩瀬 信夫
県立長崎シーボルト大学
-
波多江 陽子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
-
岩瀬 信夫
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部看護学科
関連論文
- 地域在住高齢者の抑うつの関連要因--N県N町の老人クラブの調査結果
- 高齢者筋力向上トレーニング事業の効果と運動継続を促す支援 : 事業参加者のインタビュー調査から
- 高齢者筋力向上トレーニング事業の評価に関する研究(その2) : 事業終了時のグループインタビュー分析
- 高齢者筋力向上トレーニング事業の評価に関する研究(その1) : 事業開始時と終了時の身体機能の比較
- ミニデイサービスプログラムに関する一考察 : 参加者の身体的・心理社会的側面の評価から
- 高齢者の抑うつ・孤独感の緩和と地域社会との交流--ハワイ在住日系高齢者の調査結果
- 模擬患者参加の痴呆高齢者のコミュニケーショントレーニングにおけるグループワークの効果
- ソーシャル・サポート質問紙の信頼性、妥当性に関する検討(1) : 大学生を対象にして
- グループホームにおける痴呆性老人の行動分析
- 遠隔介護支援システム導入における介護者のコンピュータに対する意識に関する質的研究
- 高齢者ケアの二国間比較 : 日本とスウェーデン
- 高齢者のQOL
- スウェーデンの高齢者ケア(1)
- 高齢在宅療養者を介護する介護者の意識
- 看護学科における「総合実習 ; しまの健康」の実施と教育効果
- 地域住民の自立への認識の変化と行動の要因となるもの : 痴呆予防推進活動を通して
- 模擬患者を利用した老年性痴呆患者の看護における学生の反応と学習過程
- 高校生の「健康の気がかり」に関する質的研究
- 女子高校生・大学生の健康増進ライフスタイル行動の質的・記述的研究 : 知覚している健康増進行動とその理由の比較
- 臨床教育への患者の参加を求めるためのインフォームド・コンセントに関する国際比較 : 日本と韓国の看護教員の意識と指導の実態を比較して
- 多軸評定を設計する : 第1報 : 多軸評定の基盤を考える
- ターニングポイントにきた看護記録とその管理
- 安心・安全な医療のためのリスク・マネージメント : 病棟における入院患者のリスク・マネージメントの長期の解析から
- 職場での問題や悩みと在学時の学習目標に対する習得満足度との関係 : 看護学科卒業生による回顧的授業評価に関する研究(その1)
- 安心・安全な医療のためのリスク・マネージメント : 病棟における実践から
- 安心・安全な医療のためのリスク・マネージメント : 病棟における実践から
- 精神看護事例検討会の方法論に関する研究 : 参加者の意識調査の分析から
- 地域在住高齢者の抑うつの関連要因 : N県N町の老人クラブの調査結果
- 看護者が直面する患者の身体的拘束状況 : 大学病院精神科閉鎖病棟の看護記録から
- 精神障害者家族が認識しているソーシャル・サポートの実態
- 精神看護学臨地実習にインフォームド・コンセントを導入した結果と今後の課題
- 看護の立場から