任意の作業領域で効率よく線分交差を列挙するアルゴリズム
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概要
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本論文では,平面上に与えられたn本の線分が与えられたとき,任意のサイズの作業領域を用いて,それらの線分間のすべての交点を報告する効率の良いアルゴリズムを提案する.正確には,作業領域のサイズを表すパラメータsの値がO(1)とO(n)の間で指定されたとき,提案アルゴリズムは,O(log n)ビットの長さのO(s)個の語からなる作業領域を用いて,すべての交点をほぼO(n^2/√<s>+K)の時間で列挙する.ただし,Kは交差線分対の総数である.また,入力の線分たちがある定数通りの傾きしかもたないときには,この計算時間をO((n^2/s)log s+K)に改善できることも示す.
- 2012-04-20
著者
-
浅野 孝夫
中央大学理工学部情報工学科
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学
-
小長谷 松雄
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
小長谷 松雄
北陸先端大
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