均等多品種フローの最大化アルゴリズムにおける効率の実際的改善
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概要
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ネットワークフロー問題は最適化問題のなかで中心的なものであり,近年のブロードバンドの普及により重要度も増している.本稿では,均等多品種フローの最大化問題を扱う.この問題は複数の品種と各品種の需要が与えられ,需要に対して各品種のフローが均等になるように最大化するものである.この問題に対するこれまでの近似アルゴリズムは,解か大きくなるほど計算時間が増加していた.そこで本稿では,近似保証を維持して計算時間が解の大きさに依存しない手法を提案し,計算機実験を行うことにより提案手法の有効性を評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-18
著者
-
二瓶 浩一
中央大学大学院理工学研究科情報工学専攻
-
浅野 孝夫
中央大学理工学部情報工学科
-
Ono T
Graduate School Of Information Science Nagoya University
-
浅野 孝夫
中央大学大学院理工学研究科情報工学専攻
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