ディジタル化された領域の周囲長
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概要
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本研究の目的はディジタル領域の周囲長について深く議論することである.連続空間で定義された領域をディジタル画像で表現すると, 周囲長の情報が失われてしまう.解像度をあげることにより視覚的には形状を近づけることができるが, いくら解像度をあげてもそれだけでは元の領域の周囲長はわからない.我々はふつうディジタル化された領域の情報から近似図形を描くにことによって元の連続領域の周囲長を計算する.近似図形は解像度を限りなく大きくすると元の連続領域に収束する.これまでにもいくつかの近似方法は提案されてきたが, 本稿では元の領域の形状により近い近似方法を提案し, その妥当性を議論する.
- 2001-01-15
著者
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
浅野 孝夫
中央大学理工学部情報工学科
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
河村 泰之
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
小保方 幸次
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
Reinhard Klette
CITR, University of Auckland
-
Klette R
Univ. Auckland
-
小保方 幸次
群馬大学工学部情報工学科
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学
-
Obokata Koji
School Of Information Science Japan Advanced Institute Of Science And Technology
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