復元画像の最適化によるハーフトーン化 : ハードウェアによる高速化を含めた新しい手法
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概要
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本論文では,インクの種類が限られているプリンタで連続階調画像を印刷するときに,可能な限り原連続階調画像を再現する2値画像を見つける新しいハーフトーン化の手法を提案する。基本的なアイデアは,復元画像の最適化を目標にハーフトーン化する点にある。つまり,ガウスフィルタを2値画像に適用して得られた復元画像と,原連続階調画像の差が最小となる2値画像を求める。アルゴリズム的に言えば,大きな近傍を全探索することを繰り返し,差の小さい2値画像を求める。実験結果から,本論文で提案する手法は,鮮明で目障りな模様のない高品質な2値画像を得ることができた。さらに,大きな近傍を全探索には膨大な計算時間を必要とするので,FPGAをコプロセッサとして用い,処理時間の高速化を行った。その結果,実用的な時間で,鮮明で目障りな模様のない2値画像を得ることに成功した。
- 2003-03-11
著者
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
中野 浩嗣
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
中野 浩嗣
北陸先端科学技術大学院大学
-
中野 浩嗣
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
浅野 孝夫
中央大学理工学部情報工学科
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
浅野 哲夫
北陸先端科学技術大学院大学
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