学習者の多様性に基づく授業のリフレクション : 京都大学文学研究科プレFD プロジェクトを対象に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to investigate the changes in lecturers resulting from the Preparing Future Faculty (PFF)program in the Graduate School of Letters, Kyoto University. Lecturers who participated in the PFF program are formerstudents of the Graduate School of Letters, and were part time lectures in the undergraduate courses of the Faculty ofLetters in Kyoto University. We investigated the study attitude of the students studying in the participant lecturers' classesby means of interviews. We found that the students' study attitudes were various. We informed the participant lecturersabout their student's study attitudes to solicit their reflection of their classes, under the PFF program. The result of thisstudy suggested that lecturers had a positive attitude toward the feedback in the form of their student's study attitudes,and that they did tend to reflect on their classes. However, the participant lecturers did not relate this feedback with classimprovement. As such, the participant lecturers were unable to respond to student's study attitude diversity.
- 2011-12-01
著者
-
松下 佳代
京都大学
-
松下 佳代
京都大学高等教育研究開発推進センター
-
田口 真奈
京都大学高等教育研究開発推進センター
-
半澤 礼之
京都大学高等教育研究開発推進センター
-
田口 真奈
京都大学高等教育教授システム開発センター
-
田川 千尋
京都大学高等教育研究開発推進センター
関連論文
- 授業デザインのリフレクションを促す大学教員向けワークシートの開発と評価 (新時代の学習評価--理論・システム・実践/一般)
- 教員養成に果たす実践的教育心理学の役割
- 教材構造と学習スタイルに着目したe-Learning語学教材における学習行動の分析(協調学習・CSCL/一般)
- 若手FD担当者の業務に対する感情に他部局との連携が与える影響 (新時代の学習評価--理論・システム・実践/一般)
- 公開実験授業に関する研究報告
- e-Learning語学教材を用いた学習行為の分析 : 学習スタイルに着目して
- 京都大学工学部における授業アンケートへの取組とその特徴
- 平成 11 年度公開実験授業の記録
- 未来のファカルティをどう育てるか : 京都大学文学研究科プレFDプロジェクトの試みを通じて
- 教える集団をどう組織するか(特別講演「大学教育の実践知を共有する : コミュニティ・ネットワーク・コモンズ」)
- 理学療法教育における自生的FD 実践の検討 : OSCE リフレクション法を契機として
- は教育を変えるか? : 学力・リテラシー・コンピテンシー(ラウンドテーブル3,発表要旨)
- FDの学内組織化と大学間連携(報告3「学内・大学間でのFDネットワーク構築」)
- 相互研修型FDの組織化をめぐって(シンポジウム「相互研修型FDの組織化をめぐって」(特色GP評価シンポジウム))
- コンピテンス概念の大学カリキュラムへのインパクトとその問題点-Tuning Projectの批判的検討-
- FDの新たな組織化を目指して : 教員、学生、事務職員(シンポジウム)
- 高等教育研究開発推進センター外部評価懇談会(外部評価懇談会記録:特色GP:相互研修型FDの組織化による教育改善)
- 評価する側の論理、評価される側の論理(話題提供4)
- 学生による授業評価 : 改善と説明責任(物理教育は今)
- 平成15年度公開実験授業の記録(討論形式の授業をめぐる論点:構造化と自由度の配合)
- 小学校の英語科をめぐる論点
- ボトムアップ式の広義FD実践への拡張 : 工学部教育FDジョイントワークショップの開催
- FDへの学生参加は何をもたらしたか
- 学生消費者主義と大学授業研究 : 学習活動の分析を通して
- 吉田文・田口真奈編著, 『模索されるeラーニング 事例と調査データにみる大学の未来』, 東信堂刊, 2005年6月発行, A5判, 320頁, 本体価格3,600円 / 吉田文・田口真奈・中原淳編著, 『大学eラーニングの経営戦略 成功の条件』, 東京電機大学出版局刊, 2005年3月発行, A5判, 209頁, 本体価格2,700円
- J028 学校適応はどのようにとらえられるのか(2) : 適応理論間の対話から探る学校適応(自主シンポジウム)
- K091 大学生の学業に対するリアリティショックと学業適応(3) : 大学進学動機に応じた学業に対するリアリティショックへの認知的評価の差異(口頭セッション15 大学教育1)
- カリキュラム研究の現在(教育の実践研究の現在 第3回)
- 学びの社会文化的世界(II) : Y.エンゲストロームの活動理論的アプローチをどう発展させるか
- 情報表現教育を支援するボードシステムの開発と評価
- 遠隔講義システムを用いた日米間一斉授業に対する受講生の評価
- KKJ実践におけるインターネットの位置づけ -インターネットを用いた高等教育実践研究の動向をふまえて
- PE010 大学生の学業環境に対する適応(2) : 新入生は学業に対する不満・問題にどのように対処しているのか(ポスター発表E,研究発表)
- 遠隔講義システムを用いた日米間一斉授業に対する受講生の評価
- 秋田喜代美・キャサリン ルイス編著, 『授業の研究 教師の学習 レッスンスタディへの誘い』, 明石書店刊, 2008年6月発行, A5判, 224頁, 本体価格2,500円
- 竹川慎哉著, 『批判的リテラシーの教育-オーストラリア・アメリカにおける現実と課題-』, 菊判, 260頁, 明石書店, 2010年, 本体4,800円
- 学習者の多様性に基づく授業のリフレクション : 京都大学文学研究科プレFD プロジェクトを対象に
- 単位制度から見る教授学習・カリキュラム(シンポジウム「単位制度から見る教授学習・カリキュラム」)
- 大学生の学びとキャリア意識の発達 : 大学での学びによる発達を前提としたキャリア研究という視点(未来を創る青年とどのように関わるか)
- 学生主体の授業 KKJ 実践における学生たちの学び
- FD連携企画ワーキンググループ (〈3〉地域連携 : 関西地区FD連絡協議会の4年目の活動成果)
- プレFDプロジェクト(2)大学院生のための教育実践講座 : 大学でどう教えるか (〈2〉学内連携)
- プレFDプロジェクト(1)文学研究科プレFDプロジェクト (〈2〉学内連携)
- 大学授業における教授のデザインとリフレクションのためのワークシートの開発(教育実践研究論文,新時代の学習評価)
- 若手FD研究者ネットワーク(JFDNJr.) (〈4〉国内連携)
- FD共同実施ワーキンググループ (〈3〉地域連携 : 関西地区FD連絡協議会の4年目の活動成果)
- 新任教員教育セミナー (〈2〉学内連携)
- 活動成果の概要 (〈3〉地域連携 : 関西地区FD連絡協議会の4年目の活動成果)
- ISSOTL2011参加報告 (〈5〉国際連携)
- サイエンスコミュニケーター・プロジェクト (〈2〉学内連携)
- アクティブ・ラーニング形態の初年次教育におけるグループ学習の役割
- 大学教員のための教育研修支援システム「MOST」の開発 : マルチメディアポートフォリオを活用したFD・教育改善に向けて
- 国際シンポジウム(1)「DeepLeamingにもとづく大学教育のあり方」 (〈5〉国際連携)
- 若手FD担当者の業務に対する感情に他部局との連携が与える影響
- 授業デザインのリフレクションを促す大学教員向けワークシートの開発と評価
- 教材・教具の分析の枠組 : 問題解決の観点から
- 授業評価が大学生の学業態度や学業行動に与える影響
- 大学生の学業に対するリアリティショックを捉える視点 : 大野論文・伊田論文に対するリプライ(意見)
- KKJ実践におけるインターネットの役割
- KKJ 実践におけるインターネットの役割
- 大学教員のためのコースポートフォリオ実践プログラムの開発
- 大学1年生における学業に対するリアリティショックとその対処 : 学業を重視して大学に入学した心理学専攻の学生を対象とした面接調査から
- パフォーマンス評価による学習の質の評価 : 学習評価の構図の分析にもとづいて
- (1)大学生の学習行動と自己決定 : 学びを通じた職業展望の明瞭さの観点から(大学生の進路・将来,研究発表G)
- (18)大学生の学業行動と職業レディネスの関連 : 学業と職業の接続に対する意識という観点からの検討(研究発表C)
- 若手FD研究者ネットワーク(JFDNJr.) : これまでの活動と今後の展開について (〈4〉国内連携)
- アメリカ訪問調査 (〈5〉国際連携)
- 国際シンポジウム(2)「ネットワーク時代の大学教育改善 : 学びと教えの相互進化を持続させる」 (〈5〉国際連携)
- 国際シンポジウム(1)「ピア・インストラクションによるアクティブラーニングの深化」 (〈5〉国際連携)
- ISSOTL2012参加報告 (〈5〉国際連携)
- FD連携企画ワーキンググループ (〈3〉地域連携 : 関西地区FD連絡協議会の5年目の活動成果)
- FD共同実施ワーキンググループ (〈3〉地域連携 : 関西地区FD連絡協議会の5年目の活動成果)
- 新任教員教育セミナー2012 (〈2〉学内連携)
- 文学研究科プレFDプロジェクト (〈2〉学内連携)
- 大学院生のための教育実践講座 : 大学でどう教えるか (〈2〉学内連携)
- 若手FD担当者の業務に対する「やりがい」と「不安」 : 他部局との連携とキャリア展望の観点から(大学教育の改善・FD)
- KKJ 実践におけるインターネットの役割 : 学生はインターネットをどのような場として捉えたのか
- 25-J-02 学校適応はどのようにとらえられるのか(3) : 教育実践を通して見えてくる学校適応(自主企画)
- 学力評価法の新たな可能性(自主シンポジウムA-1)
- 大学におけるグループ学習の類型化 : アクティブ・ラーニング型授業のコースデザインへの示唆
- P4-16 大学生を対象とした自己調整学習方略尺度作成の試み(教授・学習,ポスター発表)
- FD連携企画ワーキンググループ(〈3〉地域連携:関西地区FD連絡協議会-6年目の活動成果-)
- 大学院生のための教育実践講座(〈2〉学内連携)
- ハーバード・MIT訪問調査報告(〈5〉国際連携)
- MOST(〈4〉国内連携)
- 「学び」を改めて問う-主体的な学びとは何なのか-(〈第19回大学教育研究フォーラム シンポジウム〉 開会の辞)
- 大学における教員のコースデザインの協調的な省察を促す支援環境の構築
- 新任教員教育セミナー2013(〈2〉学内連携)
- 活動理論に基づく教育実践のデザイン : 「胚細胞モデル」を用いた新たなインストラクショナルデザインの試み
- 「学び」を改めて問う-主体的な学びとは何なのか-(〈第19回大学教育研究フォーラム シンポジウム〉)
- カリキュラム改善を目指したコースポートフォリオの作成・共有の試み : 大阪府立大学高専メカトロニクスコースを事例として
- 若手FD担当者の業務に対する「やりがい」と「不安」 : 他部局との連携とキャリア展望の観点から
- F3. 学校適応はどのようにとらえられるのか(4) : 時間という視点から捉える児童・青年の学校適応(自主企画シンポジウム)