耳介形状の影響が少ない耳介近傍での音源入射方向の検討
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概要
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様々な種類のイヤホンを用いて頭外音像定位技術の研究が行われている.その中でも挿入型イヤホンは外耳道に音波が直接入射されるので,耳甲介腔などを含む耳介形状の影響を受けにくく外耳道伝達関数(Ear Canal Transfer Function : ECTF)補償の影響が少ないと考えられている。そこで本報告では挿入型以外の型式(耳覆い型や耳載せ型など)でも外耳道に音波を直接入射させることでヘッドホン伝達関数(HeadPhone Transfer Function : PTF)補償の影響の少ない頭外音像定位を実現できると考え,剛体球-円板モデルにおける数値解析と5種類の耳介模型を用いた耳介伝達関数(Pinna Related Transfer Function : PRTF)の測定により,耳介形状の影響の少ない音源入射方向について検討を行った.結果として,耳介方位角を耳介傾斜角とする音源入射方向で耳介の影響が少なくなる可能性を示唆した.
- 2010-10-14
著者
-
穗刈 治英
長岡技術科学大学
-
島田 正治
長岡技術科学大学
-
杉山 精
芝浦工業大学工学部
-
穂刈 治英
長岡技術科学大学
-
杉山 精
東京工芸大学
-
杉山 精
東京工芸大学大学院工学研究科
-
福永 圭司
長岡技術科学大学
-
島田 正治
長岡技科大
-
穂刈 治英
長岡技術科学大学電気系
-
杉山 精
東京工芸大
-
杉山 精
芝浦工業大学
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