音像定位受聴試験における刺激音に関する検討
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概要
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近年、空間に仮想的な音源をつくり出す音像定位技術についての研究が進展してきた。しかしながら、この技術を評価するための重要な試験である音像定位受聴試験法について十分検討されていないようである。本検討では、音像定位受聴試験に関する過去の60論文の調査結果より、試験法が研究者、実験者等により異なり、その評価法が多岐に亘っていることを明らかにした。次に、その未検討要素である刺激音の提示法(提示時間、休止時間、提示回数)について検討を行い、音像定位受聴試験に適した刺激音の提示時間には約0.1sec〜1.0secが好ましいことを見出した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-20
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