擬似頭SAMRAIの外耳道伝達特性の測定について
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概要
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擬似頭の頭部伝達関数HRTFは、耳介の有無、外耳道入口を閉塞するなどの状態で測定を行うと、耳介による集音効果、外耳道の音圧伝達特性、擬似頭本体の回折係数の3要素に分解される。ここでは上記の2番目の要素である外耳道の音庄特性について検討する。耳介を削ぎ落とした擬似頭について、鼓膜相当節の音圧と外耳道人口を閉塞したときの入口部の音圧比を測定し、外耳道伝達特性と定義している。先にB&K社製HATS(Type4128)について報告したが、本報告は高研製SAMRAIについて検討している。2球モデルによる計算と比較したところ、計算結果は測定結果とよく一致し、外耳道伝達特性は入射角に依存しないと言えよう。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-10-22
著者
-
佐藤 真知子
東京工芸大学工学部画像工学科
-
島田 正治
長岡技術科学大学
-
穂刈 治英
長岡技術科学大学
-
杉山 精
東京工芸大学
-
杉山 精
東京工芸大学大学院工学研究科
-
佐藤 真知子
東京工芸大
-
佐々木 大祐
長岡技術科学大学
-
佐藤 真知子
東京工芸大学工学研究科
-
杉山 精
東京工芸大
-
杉山 精
芝浦工業大学
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