話者の頭部回転による伝達関数変動に関する検討
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概要
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拡声通信会議において,高い音声品質を保つために,話者から机上マイクまでの伝達関数の変動について検討することは非常に重要である.本報告では,剛球モデルとHATSを用いた理論解析と実験によってこの変動を記述している.その結果,剛球モデルの計算結果と実験結果が良く一致し,頭部回転によって伝達関数の高域が減衰することを示す.また,HATSの実験結果において,胴体が机上反射や頭部回転による伝達関数変動に影響を及ぼすことを明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-08-02
著者
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