3音源3受聴位置における複数音源知覚に関する一検討 : 両耳間相互相関関数
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概要
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コンサートでは複数同時音源が存在しており,高い臨場感を持つ通信システムが求められている.しかし複数同時音像知覚に関する研究についてはあまり検討されていない.音像定位知覚の手がかりとして両耳間の時間差(ITD)やレベル差(ILD)等があげられるが,複数同時音像を知覚するには拡がり感や距離感に影響を及ぼす両耳間相互相関関数(IACC)の係数値A(0)が重要であると考えられる.本報告では,音源と受聴位置を最大3箇所とし,複数同時音源におけるチャネル間相互相関関数(ICCC)の係数値C(0)をパラメータとしたときのIACCの実測結果と音像定位知覚に関する受聴試験結果との関係を明らかにした.
- 2009-03-20
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