同時発話時の目的音声抽出法の一検討 : 1話者2マイク収音による手法
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概要
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本研究の目的は、遠隔通信会議系の収音側における目的音声抽出手法の確立である。これまでの目的音声抽出手法にはマイクロホンアレイ技術や音源分離技術がある。しかし、3人以上の複数同時発話時での検討は余りなされていない。そこで本報告では、複数同時発話に対応できる1話者に2マイクを用いる手法を提案する。この提案手法を用いた2および3話者時での分離性能を、シミュレーションと主観評価試験により、従来法と比較検討した。その結果、2話者では従来法と同様の性能を、3話者では提案手法が良い結果を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-10-21
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