算数困難児の数処理の自動化 : 距離の効果についての検討
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概要
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The present study examined numerical processing ability in Japanese children with mathematical difficulties (N=6), children without mathematical difficulties (N=95), and adults (N=11). TK-style Japanese language and mathematics diagnostic tests were used to evaluate the children's academic achievement. Numerical comparison task was administrated in order to investigate the processing speed of numerical magnitude and the distance effect, which is a phenomenon in which reaction time decreases as the numerical distance between the stimuli increases. The main results of the numerical comparison task were as follows: (a) Processing speed decreased with age. Furthermore, the children without mathematical difficulties showed the distance effect regardless of age. (b) Processing speed was slower in the children with mathematical difficulties who were in the lower grades. (c) The numerical distance effect was not seen in the participants who had slower reaction times than those of the children with mathematical difficulties who had faster reaction times. These results suggest that children with mathematical difficulties might have trouble with the representation of numerical magnitude.
- 2010-03-31
著者
-
前川 久男
筑波大学
-
石塚 誠之
Graduate School of Comprehensive Human Science, University of Tsukuba
-
岡崎 慎治
Graduate School of Comprehensive Human Science, University of Tsukuba
-
前川 久男
Graduate School of Comprehensive Human Science, University of Tsukuba
-
岡崎 慎治
筑波大学大学院人間総合科学研究科
-
前川 久男
筑波大学心身障害学系
-
前川 久男
Graduate School Of Comprehensive Human Science University Of Tsukuba
-
岡崎 慎治
Graduate School Of Comprehensive Human Science University Of Tsukuba
-
岡崎 慎治
中部学院大学 人間福祉学部
-
石塚 誠之
Graduate School Of Comprehensive Human Science University Of Tsukuba
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