ECOC法を用いた空気流量センサ情報からのドライバ姿勢推定(ITS通信,一般)

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概要

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本研究では、シートベルトに空気流量センサを設置し、そのセンサ情報からドライバの運転以外の動作を推定することを目的としている。交通事故は、近年の自動車普及率の上昇から世界的に憂慮すべき状態にある。運転中のドライバの危険な姿勢を検出し、注意を促すことにより事故低減に貢献できる可能性があると考えられる。このようなドライバの姿勢推定を目的とした先行研究では、シートに圧力分布センサを組み込み動作を推定することが試みられた。しかし、シートを用いた手法では日にちごとの座り方の違いから、日にちごとに推定精度の差が大きいことが指摘されている。そこで本研究では日にちごとの着用変化の少ないと考えられるシートベルトに着目し、空気流量センサを用いた手法によりドライバの姿勢推定を行った。この結果、異なる日にちにおいても全ての被験者で平均推定率90%を越え、この手法の有効性を示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
2009-05-21

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