光周期がクエ仔魚の生残,成長および摂餌に及ぼす影響
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概要
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150kL水槽を用いて自然日周条件下でクエ仔魚を10日間飼育し,摂餌とトリプシン活性を調べた。さらに,500L水槽を用いて明期(L)と暗期(D)の時間が24L:0D,12L:12D,6L:6D:6L:6Dおよび0L:24Dの4試験区を設けて仔魚を11日齢まで飼育し,生残,成長,摂餌を調べた。クエ仔魚は昼間摂餌し,トリプシン活性は午後7時にピークを示した。0L:24D区の仔魚は成長することなく全滅した。24L:0D区では夜間の摂餌も観察されたが,摂餌数は少なかった。成長と生残は12L:12D区が最も良く,24L:0D区と6L:6D:6L:6D区は同程度であった。
- 2008-11-15
著者
-
浜崎 活幸
東京海洋大学海洋生物資源学科
-
照屋 和久
(独)水産総合研究センター志布志栽培漁業センター
-
西岡 豊弘
水産総合研究センター養殖研究所
-
岡 雅一
(独)水産総合研究センター業務推進部栽培管理課
-
岡 雅一
Management Section Of National Center For Stock Enhancement Fisheries Research Agency
-
西岡 豊弘
(独)水産総合研究センター養殖研究所
-
照屋 和久
日本栽培漁業協会八重山事業場
-
與世田 兼三
(独)水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所
-
藤井 あや
神戸女学院大学人間科学部
-
黒川 優子
神戸女学院大学人間科学部
-
川合 真一郎
神戸女学院大学人間科学部
-
中野 昌次
(独)水産総合研究センター屋島栽培漁業センター
-
森 広一郎
(独)水産総合研究センター養殖研究所病害防除部
-
菅谷 琢磨
(独)水産総合研究センター養殖研究所栽培技術開発センター
-
菅谷 琢磨
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
森 広一郎
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
浜崎 活幸
東京海洋大学
-
藤井 あや
神戸女学院大学人間科学部:(現)京都大学フィールド科学教育研究センター
-
與世田 兼三
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
川合 真一郎
神戸女学院大
-
照屋 和久
(独)水産総合研究センター西海区水産研究所八重山庁舎
-
菅谷 琢磨
(独)水産総合研究センター中央水産研究所
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