Regulation of water temperature, feeding frequency and larval stocking density leads to shorter duration of larval stage of Japanese eel Anguilla japonica
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概要
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Under the current rearing conditions (control) of eel larvae, the larval period of Japanese eel Anguilla japonica in captivity is longer than that in nature. In this study, we first investigated the effects of feeding frequency and rearing temperature on larval growth and survival. Based on these results, we demonstrated that eel larvae grew faster than the control by three modifications: rearing at higher temperature, feeding at higher frequency and decreasing the number of rearing larvae by dividing them into several rearing tanks. As a result, we obtained an average larval period of eel of 210 days from hatch to completion of metamorphosis, in contrast to 303 days in the control. These results suggest that careful modifications of rearing conditions can shorten the larval period of eel.
著者
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照屋 和久
(独)水産総合研究センター志布志栽培漁業センター
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神保 忠雄
(独)水産総合研究センター南伊豆栽培漁業センター
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今泉 均
(独)水産総合研究センター 志布志栽培漁業センター
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増田 賢嗣
(独)水産総合研究センター 志布志栽培漁業センター
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小田 憲太朗
(独)水産総合研究センター志布志栽培漁業センター
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薄 浩則
(独)水産総合研究センター北海道区水産研究所
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橋本 博
(独)水産総合研究センター増養殖研究所志布志庁舎
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神保 忠雄
(独)水産総合研究センター増養殖研究所
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今泉 均
(独)水産総合研究センター増養殖研究所
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松田 圭史
(独)水産総合研究センター増養殖研究所
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照屋 和久
(独)水産総合研究センター西海区水産研究所
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小田 憲太朗
(独)水産総合研究センター開発調査センター
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