屋内展示ナビと現地や遠隔地での追体験のための三次元インタフェース(仮想都市,複合現実感,及び一般)

概要

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本報告では開発中の屋内外ポジショニングシステムに基づいて実現された三次元展示ナビシステムとその有用性・使用感を評価するために行ったパイロットユーザスタディ,および活動履歴を用いて見学者の行動を追体験するツールについて述べる.展示ナビシステムでは見学者位置姿勢の測立結果とその履歴に基づいて、三次元地図上に現在位置と見学推薦ルートを提示し、必要に応じて展示物の説明を提示する.科学技術館でパイロットユーザスタディを実施し,参加者から三次元地図,推薦ルート提示などについてのコメントを得た.追体験ツールは展示ナビシステムで記録された大規模な見学者の活動履歴から位置・姿勢・時刻・キーワードなどを用いて見学者の軌跡・映像・音声データを検索し,同期を取って提示することができる.この機能は見学者が自身の学習体験を自宅で強化する助けとなる.また,追体験ツールをモバイルMRシステム上で実行することで、現地で高い臨場感を得ながらミュージアム見学者の行動を解析するツールとして利用できる.
2007-09-27