ラットの非観血的血圧測定法の改良
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概要
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無加温で測定でき, しかも小型で操作の簡便なラットの非観血的な尾動脈血圧測定器を試作した. 無麻酔の SD, Wistar および SHR ラットを用いて, 直接法(頸動脈圧)と著者らの間接法(尾動脈圧)による同時記録を試みたところ, いずれの場合にも有意な直線性が得られた. 従って, この試作器を用いたラット血圧の非観血的測定法は実用に供しうると考えられた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1982-02-25
著者
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広瀬 昶
東京大学農学部家畜環境生理学教室
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広瀬 昶
東京大学農学部比較病態生理学教室
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菅野 茂
東京大学農学部比較病態生理学教室
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菅野 茂
東京大学農学部畜産獣医学科家畜環境生理学教室
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澤崎 坦
東京大学農学部家畜環境生理学教室
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菅野 茂
東京大学農学部
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澤崎 坦
東京大学農学部畜産獣医学科家畜環境生理学教室
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広瀬 昶
東京大学農学部
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澤崎 坦
東京大学農学部
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