二次識別関数の勾配を用いた文字認識手法
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概要
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従来, 類似文字対の識別において類似文字の差異を強調するベクトルとして平均ベクトルの差ベクトルが考えられてきた.しかし, 提案手法では対数条件付き確率密度関数の勾配の差ベクトルと平均ベクトルの差ベクトルを, 内分するベクトルの方向に類似文字の差異が現れると考え, このベクトルに入力データと平均ベクトルの差である偏差ベクトルを射影し, 得られるベクトルに対して白色化処理を施し, その長さを識別関数とする.提案する識別関数を詳細識別に適用したシステムの認識率は, 独自に収集した手書き漢字, 平かな, カタカナのサンプル(3,114字種)に対して, 98.440%であり, 混合改良投影距離と比較すると0.113ポイント向上した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-12-07
著者
-
高田 直樹
グローリー工業(株)技術研究所
-
有本 卓
立命館大学理工学部
-
有本 卓
立命館大学
-
有本 卓
立命館大学 理工学部 ロボティクス学科
-
有本 卓
立命館大学 理工学ロボティクス学科
-
亀山 博史
グローリー工業(株)技術研究所
-
大西 和彦
グローリー工業(株)技術研究所
-
亀山 博史
グローリー工業(株)r&dセンター
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