遺伝アルゴリズムによる耐故障ニューラルネットワークの実現
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概要
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最近、ニューラルネットワーク(以下NN)を用いた情報処理が盛んに研究、応用されている。特に、Rumelhart型に代表される階層型NNは学習、汎化の能力を持つため、広く応用されるに至っている。これらNNの特長のひとつに耐故障性があることは古くから言われてきたが、従来の研究は実験によりその能力の存在を示すにとどまるものがほとんどであり、耐故障能力の数量化や耐故障性獲得方法などについての研究は少ない。本論文では、階層型NNにおける素子間結合の切断に対する耐故障性を学習によって得る手法として、遺伝アルゴリズムを応用した学習方法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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