移動体間を結ぶ光通信機構の実装

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概要

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ロボットを含めた移動体無線通信には、電波が利用されることが多い。しかし、電波を用いた通信機構で大量データ伝送を行なうと、帯域の長時間専有という問題が生じる。したがって、移動体通信の手段を通信用途に応じて変化させることを考える必要がある。本研究では、大量データ通信に光通信を用いることを提案する。ここでの光通信とは、光を用いた空間伝送を示す。移動体通信に光通信を用いるのは、光軸合わせが困難なため、不向きのように思われる。しかし、電波通信を用いて光軸合わせの支援を行なうことにより、光通信を効率的に行なうことが可能になる。本研究では、光通信機構を移動体通信に適用するため、移動体間での光軸合わせを行なうアルゴリズムを提案し、自律移動ロボットEinstein I上に設計、実装する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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