空間知識に関する制約表現の獲得とその利用について (<特集>知識プログラミング)
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概要
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本論文では,空間に関する知識を統合的に取り扱うための知識ベースシステムを提案し,その知識獲得機構として事例から空間に関する知識を制約表現の形で獲得する方法について述べている.具体例として,ここではレイアウト問題を取り上げ,レイアウト問題における制約表現の獲得方法を示すと共に,ここで用いている一般化方法の有効性についても論じている.本論文で提案する知識ベースシステムは,我々の研究室で開発された制約論理型言語EPOCHを基盤に構築され,獲得された制約表現はEPOCHのプログラムとして空間的関係に関する推論,および,知識ベースにおける一貫性の維持に用いることができる.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1991-07-15
著者
-
安西 祐一郎
慶応義塾大学 理工学部
-
西沢 剛
慶應義塾大学大学院計算機科学
-
開 一夫
科学技術振興事業団さきがけ研究21
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開 一夫
慶応義塾大学理工学部
-
西沢 剛
慶応義塾大学理工学部
-
安西 祐一郎
慶応義塾大学
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