感性スケールを用いた配色変換システム
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概要
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本研究の目的は、配色と印象の関係を求め、この関係を用いてデザイン画像の配色を感性言語スケールを用いて変換することのできるシステムを構築することである。実際のデザイン作業において、デザインができた後になって、色彩のイメージの変更を行なうことがある。この場合、依頼者の提示した「軟らかい」などの言葉による印象に合う配色を頭の中で作り上げ、配色を塗り変える。両者の印象を表す言葉が一致すればよいが、人の印象はそれぞれことなることから何回かの話し合い、書き直しが必要となる。配色の変換作業はこのような煩わしさをともなう。この配色変換支援システムは、この頭の中にある色彩と印象との関係をあらかじめ求めておき、これを用いて配色の変換を目で確認しながら行なえるシステムである。このシステムを用いると、両者の納得のいく配色を視覚的に探すことが簡単にでき、短時間で配色変換を行なうことができる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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