アニメーションにおける動きの強調表現
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概要
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これまでにも、コンピュータによるアニメーション製作の様々なオートメーション化が進められてきた。背景を描いたり、アニメセルに色を塗ったりするシステムがある。しかしこれは、製作の後期に行なうべき作業を支援するものであり、初期段階の動画作成を支援してくれるようなシステムは存在しなかった。アニメーション製作工程において、この部分がもっともコストのかかる部分であり、オートメーション化が必要である。動画作成を支援するシステムとしては、L. Bezaultらが発表したようなタイミングや軌道の入力によってキャラクタを動かそうとするシステムがある。これは、動画を表現するための手法について述べただけであり、それ自身がアニメーションを生成するような研究ではなかった。アニメーション製作をオートメーション化するならば、動画作成をするための様々な知識を提供してくれるシステムが必要となる。本論文では、アニメータが動きを作成する時に用いる表現法を分析し、動きの持つ意味を正確に伝えることを目的としたアニメーション作成のための手法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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