幾何情報制御のための記号入力法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在では、工業製品などをデザインするときにはCADが用いらる。CADを使うことによって高度な図を描くことが可能になる。しかし現行のCADシステムでは、図に対して何らかの情報を与えようとすると複雑な作業を要し、またコマンドなど覚えなければならないことが多い。このことは、頭に浮かんだイメージを素早く表現しなければならない立場にあるデザイナーにとっては、必ずしも使いやすいものとは言えない。そこで筆者らは、デザイナーレベルのシステム開発および研究を行ってきた。具体的にはペンとタブレットを用いた対話型スケッチシステムの構築およびそのユーザ・インターフェースに関する研究が行われている。本研究は、デザイナーが図を人に見せるときに記号を用いて説明することがあるということを根底に置き、その作業感覚をそのまま活かしながら清書作業もインタラクティブに行うということを目的としている。そこで本論文では、記号入力法について述べる。これまで文字やジェスチャーを入力して、それをコマンドとして解釈する研究などが行われていたが、本研究の特徴は、既存の記号を使用して幾何情報を制御し自動的に意図した図形に変換するところにある。また、記号に関する調査およびその分類を行い、いくつかの記号に対して実際にコンピュータ上で作画実験を行った。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
-
佐藤 尚
神奈川工科大学
-
近藤 邦雄
埼玉大学
-
島田 静雄
埼玉大学
-
佐藤 尚
埼玉大学
-
近藤 邦雄
東京大学教養学部
-
村松 誉教
埼玉大学
-
島田 静雄
埼玉大
-
島田 静雄
埼玉大学工学部情報システム工学科
関連論文
- 分散処理的な見方・考え方の育成を目指すカリキュラムの開発 : 高等学校必修科目「情報B」を中心に
- 神奈川工科大学における POV-Ray を用いた図形科学教育の特徴
- J-033 画像処理的方法を用いた実写画像からの非写実的効果の生成(J分野:グラフィクス・画像)
- OpenCVを利用した画像処理・画像認識 (CGとArts特集)
- 4B3 分散処理的な見方・考え方を育む学びの実践 : 選択科目「情報B」を中心として(高校教科情報,日本教育情報学会第23回年会)
- 2G2-A1 分散処理的な見方・考え方を学ぶ実践カリキュラムの研究 : 必修科目「情報B」を中心に(科学認識,一般研究発表,転換期の科学教育)
- 教育用ジオラマエンジンを用いた映像表現演習(CGと教育(3):CG映像と教育, テーマ:CGと教育,およびCG一般)
- 第12回図学国際会議報告
- 感性スケールを用いた配色変換システム
- デザイン画の感性特徴と画像特徴
- 2)デザイン画の感性特徴と画像特徴(画像処理・コンピュータビジョン研究会)
- 画像特徴量を用いた感性情報の抽出
- デザイン画における配色とイメージ語との関係
- 色彩の感性言語スケールによるデザイン画像の自動分類
- モーションキャプチャデータを用いた加速度制御手法によるメンタルモーション生成
- 第33回図学教育研究会報告 : テーマ : 図学教材とその活用
- NPR (別冊 ビジュアルコンピューティング特集号) -- (ビジュアルコンピューティング技術解説特集 最新コンピュータグラフィックス--基礎から応用まで)
- C21 メンタルモーションの生成 : 3D キャラクタのメンタルモーションを生成する動作誇張フィルタ
- 第32回図学教育研究会報告 : 図学および図的表現法の教育の現状と今後の展開
- 「身近な美」の理解を助ける図学とその教育
- 学会の新たな展開 : 新産業の開拓と若手人材の育成
- モデリング
- カートゥンブラー : セルアニメーションのための非写実的モーションブラー(コンピュータアニメーションおよび一般)
- ウイルス進化論に基づく進化型アルゴリズム
- 5K-7 画像からの空間の復元と物体の合成
- 任意形状ブロックを対象とした一配置手法
- 感性工学を応用した自動配色システムの開発
- ウイルス進化論に基づく新しい遺伝的アルゴリズム
- Naoki Kato, Masaki NAKAGAWA The Design of a Pen-based Interface 'SHOSAI' for Creative Work Symbiosis of Human and Artifact-Future Computing Design for Human-Computer Interaction, pp.549-554, Elsevier Science 1995
- 9.2コンピュータグラフィックス(テレビジョン年報)
- デザインと人間の感性(工芸品・感性製品のCAD/CAM)
- 2D8 分散処理的なものの見方・考え方を学ぶためのカリキュラムの改善に関する研究(教育方法・授業分析・学習評価(2),日本教育情報学会第22回年会)
- 「モデル化とシミュレーション」を支援する系統的学習環境の研究(教材開発)
- 分散処理的モデルのカリキュラム開発と評価
- 分散処理モデルを利用したシミュレーション教材の開発
- 教科「情報」における分散処理的モデルのカリキュラム開発
- 1PC-24 分散処理的モデルのカリキュラム開発
- 分散処理的モデルの教材化に関する研究
- 発達段階にある女子の感性評価 : 印象語による分析
- Naoki Kato, Masaki NAKAGAWA The Design of a Pen-based Interface 'SHOSAI' for Creative Work Symbiosis of Human and Artifact-Future Computing Design for Human-Computer Interaction, pp.549-554, Elsevier Science 1995
- 日本図学会2005年度大会報告
- 図学および図的表現法に関する教育実状調査
- 第5回日中図学教育研究国際会議報告
- デジタルモデリングによる3次元立体の復元と複製
- 形状特徴表現のためのエッジ強調描画手法
- 動作強調のための角度制御によるMotion Filter
- 3-4 3次元形状を誇張するための投影変換手法
- 3-3 Motion Filterのための動作強調の分布
- WWWを活用したCALシステムの構想と試み
- 3次元形状を誇張するための投影変換手法(新映像メディアとその応用)
- ラジオシティ法における相互反射光の並列処理
- 感性検索のためのボロノイ図の応用
- 対話型スケッチシステムのためのユーザインタフェース
- 幾何情報制御のための記号入力法
- 幾何情報制御のための記号入力法
- 漢字シソーラスの構築と語句解析への応用
- 形状を誇張するための投影変換法
- 形状を誇張するための投影変換法
- 形状理解を容易にする特徴強調画像の生成
- 撮影条件の推定法を用いた実写とCG画像の合成
- 撮影条件の推定法を用いた実写とCG画像の合成
- 画像特徴量を用いた個人対応型感性デ-タベ-スの構築
- イメージ語によるデザイン画像データの分類
- デザイン画の色と形の複雑特徴量による分類
- 大量の点光源によるライティング処理の高速化
- モノクロレンダリングのためのテクスチャ描画アルゴリズム
- 3次元形状モデルとその感性情報分析
- アニメーション制作におけるキャラクタの動作強調手法Motion Filter : ( 最先端画像映像生成処理技法)
- アニメーション制作における動作強調のためのMotion Filter
- キャラクタ・アニメーションのための動作分析と強調表現
- アニメーション製作のためのキャラクタ動作データベースの構築
- アニメーションにおける動きの強調表現
- アニメーション制作のためのインタラクティブなタイミング制御法の体系化
- アニメーション制作のための視点制御のユーザインタフェース
- 4J-7 感性を利用したデザイン画像制作支援システムの構築
- JAVAを利用した感性による配色変換法
- 動画像中の色領域追跡によるスピード・ライン表現の生成手法
- 淡彩水彩画風ペインティングシステム(CG一般)
- モノクロレンダリングによる画像生成
- 日本語文章における句読点自動最適配置
- 外国人の書いた日本語の校正支援システムの研究
- K-042 置き場所想起システムの検討(K分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)
- WEBを利用した POV-Ray 学習教材の作成
- リテラシ授業におけるPOV-Rayを利用した演習型CG入門教育
- ラジオシティ法における相互反射光の並列処理
- ボリュームデータのための強調表現法
- 直接入力による物体の移動経路と速度の決定法
- 動作データを用いたアニメーション作成のための対話システム
- モノクロレンダリングのためのテクスチャ描画手法
- 画像特徴量を用いたデザイン画像の感性情報抽出
- Javaを用いたコンピュータグラフィックステキストの製作
- 印象語によるチェック柄分類の試み
- 対話型手描きスケッチ清書システムのための分析
- 分散環境ORCHESTRAにおけるアプリケーションビルダの製作
- スケッチ入力を用いた景観画像の類似画検索システム
- 分散オブジェクト環境Orchestraにおける外部プログラムの取込
- モノクロレンダリングのためのテクスチャ描画手法
- 形状理解を容易にする特徴強調画像の生成
- 形状理解を助けるためのカラー画像の強調表現手法
- スケッチ入力による3次元幾何モデルの作成