PIVOT : 日本語接辞解析
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概要
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日本語には、助詞を伴わない漢字語の連続による複合語が多く見られるという特徴がある。その中でも、接頭辞、接尾辞による造語能力は、他の言語と比べて強い。しかしながら、接辞の表記は一般に多義的であり、接辞を語彙として扱う際には、多義解消処理が重要となる。本稿では、日英機械翻訳システムPIVOTにおける日本語の接辞の処理に関して、中間構造、結合の性質、多義解消に用いる情報について述べ、解析アルゴリズムを説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
-
村木 一至
NEC 情報メディア研究所
-
坂井 信輔
日本電気(株)c&c情報研究所
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村木 一至
日本電気(株)パーソナルソフトウエア事業部
-
村木 一至
日本電気(株)
-
宮部 隆夫
日本電気関西c&c研究所
-
宮部 隆夫
日本電気(株)c&c情報研究所
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