画像処理ワークステーションVIEW-Stationのソフトウェアアーキテクチャ
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概要
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VIEW-Stationは,画像専用プロセッサの高速処理と汎用ワークステーションの柔軟なソフトウェア環境を両立する画像処理ワークステーションであるVIEW-Stationのソフトウェアシステムは,応用システム開発のための拡張性と多様なハードウェア構成への移植性を実現するように階層的に構成されている.その中核をなすVSugarは,画像データ型の導入と画像処理アルゴリズムの関数型記述を特徴とする画像処理用プログラミングツールであり,画像処理プロセッサやウィンドウシステムを利用したプログラムを簡便に記述することができる.これは,プログラミング言語C++上のクラスおよび関数パッケージとして実現されているが,応用プログラマから見た場合一種の画像処理用言語とみなすことができる.画像データ型のメモリ管理は画像メモリの動的管理機構V-Serverにより実現する.V-Serverは,処理実行形態に応じてデータ形式を変換する機能と画像メモリを仮想化する機能により,画像データ操作を一元化しハードウェア固有の情報を隠蔽する.また,画像処理プログラムのためのウィンドウツールVIEW-Windowsは,ワークステーションのマルチウィンドウと画像処理プロセッサに付属する専用ディスプレイに対する操作を一元化するウンドウマネージャと表示・操作のためのプログラム部品(widget)およびその部品を用いた表示・操作ルーチンから構成され,画像処理に特有なデータを用いたユーザインタフェースの構築に利用される.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-07-15
著者
-
山本 裕之
キヤノン
-
田村 秀行
キャノン株式会社情報メディア研究所
-
佐藤 宏明
キャノン(株)情報メディア研究所
-
岡崎 洋
キャノン(株)情報メディア研究所
-
田村 秀行
キャノン(株)情報メディア研究所
-
佐藤 宏明
キヤノン(株)mrシステム開発センター
-
佐藤 宏明
キヤノン(株)情報メディア研究所
-
河合 智明
キャノン株式会社情報メディア研究所
-
河合 智明
キャノン(株)
-
山本 裕之
キャノン(株)
-
田村 秀行
キャノン(株) Mrシステム開発センター
-
田村 秀行
キャノン(株)
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