ニガウリのがん細胞アポトーシス誘導効果および炎症性サイトカイン産生抑制効果
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概要
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We previously demonstrated that bitter gourd (Momordica charantia L.) ethanol extract induced apoptosis in HL60 human leukemia cells. To examine the effect of different bitter gourd cultivars on cancer cell growth, we determined the effect of nine bitter gourd cultivars grown in Miyazaki prefecture on the growth of HL60 cells. Although growth inhibitory effect of seed extracts was stronger than that of pericarp or placenta extracts, all the extracts inhibited the growth of HL60 cells at concentrations of 25-200μg/ml. The extracts of pericarp, placenta and seeds of bitter gourds cultivars induced apoptosis in HL60 cells after 24h incubation.Suppression of inflammatory responses is expected to reduce inflammatory disease and development of cancer. Therefore, we determined the effect of the major bitter gourd cultivar ‘Sadowara 3’ on the bacterial lipopolysaccharide (LPS)-induced TNFα production from RAW264.7 mouse macrophage-like cells. Placenta extract inhibited the TNFα production induced by LPS ; however, it did not have any effect on the growth of RAW264.7 cells. The bitter gourd placenta is suggested to possess the suppressive effect on inflammatory responses.
- 社団法人 日本食品科学工学会の論文
- 2006-08-15
著者
-
柚木崎 千鶴子
宮崎県食品開発センター
-
星 良和
九州東海大学農学部応用植物科学科植物環境科学研究室
-
星 良和
九州東海大学農学部
-
柚木崎 千鶴子
宮崎食開セ
-
酒井 美穂
宮崎県食品開発センター
-
小堀 真珠子
独立行政法人食品総合研究所
-
杉下 弘之
宮崎県西臼杵支庁
-
白木 己歳
宮崎県営農支援課
-
白木 己歳
宮崎県総合農業試験場
-
小堀 真珠子
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所
-
雨宮 潤子
福島県農業試験場
-
杉下 弘之
宮崎県総合農業試験場
-
坂上 直子
独立行政法人国立高等専門学校機構有明工業高等専門学校
-
柚木崎 千鶴子
宮崎県食品開発センター食品開発部
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