麻雀における手牌と残り牌からの上がり探索による着手決定アルゴリズムCHE
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
麻雀において,引いてくる牌を仮定した後にランダムに牌を引いて捨てるシミュレーションでは,シミュレーション結果が自己の上がりに至りにくい.本論文では,手牌と今後引く可能性のある牌とをあわせた牌の集合から上がりを全探索する手法 Complete Hand Extraction(CHE) を提案する.CHE では探索で見つけた上がりに対し,手牌にあった各牌について,上がりパターンに必要のないものに評価を累積する.その評価が最大となった牌を着手する.CHE プレイヤとモンテカルロプレイヤ 2 プレイヤずつで対局を行わせた結果,CHE プレイヤが和了率 20.8%,24.4%,和了素点 6767,6483 となり,モンテカルロプレイヤの和了率 16.4%,21.0%,和了素点 6465,6194 を上回った性能を示した.
- 2014-03-10
著者
関連論文
- 自然言語における選択ルール獲得の方法論(自然言語処理,人工知能分野における博士論文)
- 系列パターンを利用した決定木による自然言語における選択ルール獲得(学習・系列解析・構文解析)
- SVMを用いたリズム感のモデル化とドラムパターンの自動生成(音楽生成)
- 枝分かれ同時確率モデルを用いた「AのB」の意味分類(語彙・意味)
- すご@ぷろ : 双六をモチーフとしたビジュアルプログラミング言語
- 対話システムにおける顔文字の学習
- 特許明細書における多項請求項の自動構造化に関する研究(解析,分析)
- 構造解析を利用した機械学習による演奏表情の解析と付与(表情付け・分析)
- 枝分かれ同時確率モデルを用いた対象-属性-属性値関係の抽出(翻訳・要約・抽出)
- HMMとテキスト分類器による対話の段落分割