国土地理院数値地図50mメッシュによる地形因子の算出とその精度の評価
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概要
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数値標高モデル(DEM)のひとつである国土地理院数値地図50mメッシュを利用して3つの地形因子(有効起伏量,露出度,斜面中心角)を算出し,各地形因子について地形図での測定値とDEMにおける算出値の比較からその精度を評価した。露出度と斜面中心角の算出アルゴリズムは本研究で新たに開発した。数値地図50mメッシュは3次畳み込み内挿法で画像再配列を行った。DEM自体の持つ標高のRMS誤差は7.15mであり,理論値(7.2m)とほぼ一致した。各地形因子のRMS誤差は,有効起伏量が8.61m,露出度が27.39°,斜面中心角が13.57°であった。DEMが示す標高誤差と各地形因子が示す誤差との相関関係を調べたところ,有効起伏量では負の相関,露出度,斜面中心角では正の相関が認められた。
- 2000-03-30
著者
-
寺岡 行雄
鹿児島大学農学部
-
村上 拓彦
九州大学大学院農学研究院森林資源科学部門
-
今田 盛生
九州大学農学部林学科
-
今田 盛生
九州大学農学部演習林
-
今田 盛生
九州共立大学工学部
-
今田 盛生
九大 農
-
村上 拓彦
九州大学大学院農学研究院
-
村上 拓彦
九州大学大学院農学研究科
-
今田 盛生
九州大学農学部
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