シナリオベースユーザインタフェース設計支援

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概要

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本研究では、ユーザの使い方に考慮したユーザインタフェース (UI) 設計を支援するための設計手法、および支援ツールを提案する。ユーザにとって使いやすい UI を実現するには、見栄えの良さだけではなく、「誰が、どのような目的で、どのように使うか」といった、ユーザの利用状況の考慮が必要である。しかし、それらを十分に考慮することは、熟練を要する難しい作業である。そこで本研究では、利用状況をシナリオとして記述し、シナリオから UI を設計する手順を支援する手法、および支援ツールを提案する。本手法は、UI 設計者が利用シナリオを書き、利用シナリオをもとに、機能を抽出し、その機能をどのような手順で使うか、などの各機能の利用特性を記述する。さらに、それらの利用特性を UI の設計で参考にしやすい形に可視化することで、利用状況を考慮した UI の設計を支援する。
2011-10-07

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