発見的手法に基づくスケーラブルなインクリメンタル高位合成(高位設計1,デザインガイア2010-VLSI設計の新しい大地-)
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概要
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近年のVLSIの大規模化・複雑化に伴い、高い抽象度で設計を記述することで高い設計生産性を実現可能な高位合成手法の導入が進んでいる。一方で設計の複雑化に進むにつれて、設計の後段階における設計やり直しによる開発期間の増加の問題がよりいっそう顕著になってきている。本稿では、高位記述の変更部分に対応する部分だけをインクリメンタルに高位合成する発見的手法を提案する。例題を用いた計算機実験では、インクリメンタル手法を用いなかった場合に比べて変更量が約7.5%となり、提案手法が有効である事を示した。厳密なインクリメンタル手法との比較では、変更量の増加は平均で4%程度であり、また提案手法は大規模な例題に対しても適用可能である事を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-11-22
著者
-
藤田 昌宏
富士通研究所人工知能研究部
-
吉田 浩章
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター
-
吉田 浩章
東北大学電気通信研究所
-
藤田 昌宏
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター:科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
-
吉田 浩章
東京大学大学院工学系研究科
-
吉田 浩章
東京大学システム設計教育研究センター(VDEC)
-
藤田 昌宏
東京大学システム設計教育研究センター(VDEC)
-
藤田 昌宏
埼玉大学大学院理工学研究科
-
吉田 浩章
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター(vdec)|科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
-
藤田 昌宏
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター(vdec)|科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
-
小野 翔平
東京大学工学部電子情報工学科
-
藤田 昌宏
富士通研
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