ループ融合を利用した複数のforループからのパイプラインハードウェア合成
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概要
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短期間にハードウェアを設計するための技術として,C 言語からの高位合成が有効である.特に高位合成によるループのパイプライン化は,高性能なハードウェアを設計するのに役に立つ.しかしながら現状の高位合成ツールでは単純なパイプライン自動合成しかできないことが多い.本稿では,高位合成においてパイプライン化する前に複数の連続するループを融合するなど各種のソースレベル最適化を適用することで,高位合成ツールをそのまま使用した場合よりも高性能なパイプラインを合成する方法を提案する.また,ループ融合を適用することでパイプラインの性能が向上する可能性があるかどうか判断する式を導く.実験結果から,提案する最適化によって連続するループを積極的に融合することで,パイプラインの性能が大幅に向上することが示された.
- 2010-09-28
著者
-
藤田 昌宏
富士通研究所人工知能研究部
-
藤田 昌宏
東京大学大学院工学系研究科電子工学
-
小松 聡
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター
-
藤田 昌宏
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター:科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
-
瀬戸 謙修
東京都市大学
-
田中 輝明
三菱電機(株)
-
佐々木 俊介
東京大学|現在,東芝
-
藤田 昌宏
埼玉大学大学院理工学研究科
-
藤田 昌宏
国立札幌病院
-
藤田 昌宏
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター(vdec)|科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
-
佐々木 俊介
東京大学
-
藤田 昌宏
富士通研
-
佐々木 俊介
東京大学|現在 東芝
-
瀬戸 謙修
東京都市大学工学部
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