17 高校物理実験の実態を探る : 06年大学新入生実験アンケート調査からの分析(21世紀が求める科学教育)
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概要
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近年、高校物理の実験について、量的質的に減少,低下傾向が指摘されている。03年度から始まった新しい学習指導要領の下で、この傾向が一層強まる心配もまた生じている。今回,実験調査の研究グループでは06年春,京都,東京の10大学の新入生約2,000名を対象に大規模な高校物理の実験アンケート調査を行った。そこでは,5割を越す高校生が体験した実験は数種類しかないこと,しかも演示実験中心であること,数多くの実験が行われている高校とそうでない高校との差が極端に大きいことなど,注目すべきデータが表れている。この分析を通して,現在の日本の高校物理実験での問題点を明らかにし,今後改善していく方向性についていくつかの提案を試みたい。
- 日本物理教育学会の論文
- 2006-08-04
著者
-
内村 浩
京都工芸繊維大学
-
谷口 和成
京都教育大学教育学部
-
山崎 敏昭
同志社高校
-
井上 賢
駒場東邦中高等学校
-
谷口 和成
京教大教育
-
井上 賢
駒場東邦高校
-
内村 浩
京都工芸繊維大
-
山崎 敏昭
同志社高
-
谷口 和成
京都教育大学
-
内村 浩
広島大学大学院教育学研究科
-
内村 浩
京都工芸繊維大学アドミッションセンター
-
内村 浩
広島県立廿日市西高校:鳴門教育大学大学院在学中
-
谷口 和成
京都教育大
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