学校保健関係者からみたI市における子どもの健康問題と対応策
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概要
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I市内の学校保健関係者を対象に、子どもの健康問題とその原因・対応策・今後の方向性について調査を行った。その結果、以下のことが明らかになった。1.「心の健康問題」、「生活習慣の乱れからくる健康問題」が健康問題として高い割合でとらえられていた。2.それらの健康問題が起こってくる背景として育つ過程での「大人社会や家庭・親の問題」といった人的環境と「自然や遊び場がない」など生活環境があり、人間関係や遊び体験の不足の影響が指摘されていた。3.対応策としては、学校内の連携、学校間の連携、保健・医療・福祉の専門機関との連携により子どもへの個別・集団両面からの働きかけや援助が行われていた。問題の背景にある親・家庭・地域社会への働きかけは少なく、問題に対処しきれていないとの認識が多かった。4.今後さらに外部の専門機関や保健所・市役所などの地域の公的機関との連携を希望していた。
- 東海大学の論文
著者
-
河野 啓子
東海大学健康科学部看護学科
-
河野 啓子
東海大学健康科学部
-
岡部 明子
東海大学健康科学部看護学科
-
深谷 安子
東海大学健康科学部
-
河野 啓子
東海大学 健康科
-
鈴木 和子
東海大学健康科学部看護学科
-
朱膳寺 さつき
東海大学健康科学部看護学科
-
河野 啓子
東海大学
-
杉山 静
東海大学健康科学部看護学科
-
深谷 安子
東海大学医学部 健康科学部看護学
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