労働者への効果的な保健指導を行ううえでの問題点と解決策

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概要

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行動変容をともなう効果的な保健指導のあり方の研究の第1段階として、産業現場の第一線で保健指導に従事している産業看護職(保健婦(士)、看護婦(士))がどのような問題をもち今後それらをどのように解決していこうと考えているのか、その実態を明らかにすることを目的として、中央労働災害防止協会の産業保健指導者研修受講者917名の事例検討資料をもとに解析を行った。その結果、問題点では、保健指導システムの不備、職場風土形成の不足、時間の不足等が高率であり、解決策としては保健指導システムの整備、保健指導方法の改善、情報把握の充実等が高率であった。また、産業看護職の年齢、資格により問題点や解決策のもち方に差がみられた。
東海大学の論文

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