文献検索演習が看護学生の学習方法におよぼす効果についての検討

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概要

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看護学科入学直後の学生79名に対し、文献検索演習を実施し、演習前後で図書館利用状況、学習のあり方に変化が生じたか否かを検討した。入学直後において、図書館の利用が月1回以下の学生は47.4%であった。「わからないことを図書館で調べる」という学習方法を実施していた学生は6.4%で、文献検索についての知識・技術を有している学生も少なかった。文献検索に関する講義の後に行った文献検索演習の結果、81%の学生は的確に文献を探し当てた。演習後の図書館利用状況調査では、学生の図書館利用頻度が増し、図書館利用に関する自己評価に於いて有意な差が示された。また、50%の学生は「学習方法が文献を活用する方向に変化した」と述べた。
東海大学の論文

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